馬の個体識別(旋毛)

馬の個体識別(旋毛)

こんにちは。

競走馬はとても移動が多く、牧場やトレーニングセンター、競馬場を行ったり来たりしています。

その中で重要になってくるのが個体識別です。

そこでこの個体識別で使われているのがマイクロチップとなります。


ただこのマイクロチップ以外にも個体識別をする方法として

馬の特徴を書き記すという方法もあり、この特徴というのは健康手帳にも記されています。

また獣医師から診断書を提出するときにもこの特徴を書き記すことがあります。


特徴のうち、顔や肢の白斑の模様の他に、旋毛(つむじ)の位置があります。

(公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル、馬の毛色と特徴−旋毛の名称及び部位 – 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (JAIRS) より引用)

1:珠目(しゅもく)

2:華粧(けそう)

3:頬辻(ほほつじ)

4:轡搦(くつわがらみ)

5:吭搦(ふえがらみ)

6:髪中(かみなか)

7:頸中(くびなか)

8:波分(なみわけ)

9:双門(そうもん)

10:浪門(ろうもん)

11:柏生(はくせい)

12:押(おさえ)

13:鐙端(あぶみばな)

14:初地(しょち)

15:芝引(しばひき)

16:芭蕉(ばしょう)

17:骨正(こっせい)

18:後双門(うしろそうもん)

19:沙流上(さるのぼり)


例えば特徴のうち「星・珠目正・芭蕉・左前小白」とあれば

「顔に星があり、つむじが珠目正・芭蕉の場所にあり、左前肢に小白の模様がある」ということで個体識別ができます。


獣医師は左の経静脈から投薬を行うことが多いですが、時々注射を打ちたい箇所につむじがみられることがあります。


だいたい「吭搦(ふえがらみ)」か「波分(なみわけ)」のあたりですね。

 

旋毛の下の皮膚が硬いのでいつも避けて注射を打っています。



個人的に珠目下というのはあまり見たことがなく、レアだと思います。


NM

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