ライジングにある施設紹介

ライジングにある施設紹介

こんにちは。


ライジングでは、怪我や病気の治療・休養を目的とした馬たちを主に預かっています。


彼らのリハビリを進める上で、牧場にある施設は単なる運動スペースではなく、

それぞれに重要な医学的役割があります。


今回は当牧場にある施設を3つご紹介いたします。


1つ目にウォーキングマシンです。

骨折や腱・靭帯の炎症などで長期休養していた馬が、最初に行うのがウォーキングマシンです。

人の手で引くよりも一定のペースを保ちやすく、

突発的なダッシュや大きな立ち上がりのリスクを抑えられるメリットがあります。

ただし、マシン内でも馬がサボって柵に寄りかかったり、

パニックを起こして患部を再受傷したりする危険はゼロではありません。

そのため、機械任せにせず、

獣医やスタッフが監視しながら慎重にステップを踏んでいきます。



2つ目にロンギ場です。

直線的な歩行から旋回運動へと移行する場所です。

ここでは右回り・左回りをバランスよく行い、

左右の筋肉や関節を均等にほぐしていくことが非常に重要になります。

ただし、円運動は馬の内側の脚に強い負荷がかかります。

片方の手前ばかりを長くやりすぎると、

せっかく治りかけた患部を悪化させたり、

別の場所を痛めたりする原因になります。

そのため、左右のバランスを細かく調整しながら、

歩き方に違和感がないかを観察します。



3つ目にパドックです。

舎飼いの馬など、ずっと馬房にいるとストレスが溜まり、

自律神経が乱れて組織の修復(治癒)が遅れる一因になり得ます。

そのため、パドックにより日光を浴び、

馬のストレスを軽減させ、

身体が本来持っている治癒力を引き出す大事なステップとなります。

胃潰瘍などの内科的疾患を予防する意味でも、

非常に大きな効果があります。


怪我をしたからといって、

ずっと寝かせていると筋肉が落ち、関節が固まってしまいます。


引き続きいかに安全に、適切な負荷をかけるか

を考えていきたいと思います。


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