馬の業界用語

馬の業界用語

こんにちは。

名古屋は絶妙な寒さが残っており、早く春らしい陽気にならないかと常々思っております。

私も早いものでこの仕事に就いてから4年が経とうとしています。

今回はこの4年間で知った馬の業界用語についていくつか紹介したいと思います。

この場での業界用語とは正式名称ではないが、その業界内で伝わる俗称のことです。

・トモ:馬の体の後ろ側のこと

腰部、臀部、脚部合わせて広く「トモ」と呼ばれます。逆に前側を指す俗称はないのかというと、なぜか前側は「前」と言っていることが多いです。さらに前側は「肩」、「首」、「腕節」、「球節」などそれぞれの部位で話すことが多く、前全体を指して話すことが少ない気がいたします。

・ベラ:半腱半膜様筋

画像:「馬臨床学」,緑書房,p122より,図5-29

こちらの言葉は業界の人でも使う人と使わない人がいるようです。なぜ「ベラ」と呼んでいるのか起源を探してみましたがわかりませんでした…。ご存じの方がいればぜひ教えてください。

・フケ:牝馬の発情

発情期中の牝馬は特有の異常行動を起こすことがあります。

例として落ち着きがなくなる、少量を頻回排尿する、後肢の挙上を嫌がる、怒りっぽくなるなどの行動が突発的に出現します。

詳しくは牝馬のフケ – カワタエクワインプラクティスをご覧ください。

私は初めて「馬がフケってるんだ」と聞いた時、皮膚からフケが出ていて困っているのかと勘違いしました。

・エビ:屈腱炎

          似ていますか?

浅屈腱と深屈腱に発症する腱の損傷による炎症のこと。屈腱炎を発症して腫れあがった脚部の外観が海老によく似ていることからそう呼ばれるそうです。

・ソエ:管骨骨膜炎

管骨(第3中手骨)の前面に炎症が起きることによって発症します。症状としては患部の熱感、腫脹、疼痛、跛行などがあげられます。原因としては骨が完全に化骨していない若馬に急激な強い調教を行なったり、硬い走路で調教を行なったりすることで管骨に過剰な負担がかかることと考えられています。

詳しくは管骨骨膜炎 – カワタエクワインプラクティスをご覧ください。

今でこそあたりまえのように使っている言葉ですが、入社したての頃は言葉の意味が分からず戸惑ったものです。

もし4月から馬業界に入る方がいらっしゃいましたら、わからない言葉があっても恥ずかしがらずに聞いてみてください。

きっと皆さん優しく教えてくれるはずです。

MK

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