
血液検査
はじめまして。この春に入社いたしましたIです。
私は馬の「おとがい」を触ることが大好きです!

よろしくお願いいたします。
私は獣医助手として日々勉強!と感じており、
毎日が学びでいっぱいです。
たくさんの仕事内容があるなかで、
今回は「血液検査」についてご紹介いたします。
血液検査ではどのようなことがわかると思いますか?
例えば、、、
赤血球数や白血球数、ヘマトクリット、クレアチンキナーゼなど
検査ではさまざな項目を機械で数値化することができます。

今回は血液検査を初めて行った時、
理解しやすく、かつ興味深かった2つをご紹介します。
1つ目は、ヘマトクリット(Ht)です。
これは血液中に含まれる赤血球の割合を示す数値です。
割合は※33.9〜48.9%が良好な数値とされています。
(※参考:富士フイルム,血液学検査:血球分類より)
この数値が低いと馬が貧血があることが予測でき、
早期発見や早期治療を行うことができます。
反対に、数値が高いと脱水が考えられます。
これからの季節はどんどん暑くなるので
馬も人も水分補給を取ることがとても重要です!!
2つ目は、クレアチンキナーゼ(CK)です。
これは筋肉のエネルギー代謝に関わる酵素です。
筋肉破壊時に数値が上昇し、
痙攣や痛みが生じます。
筋肉と深い関係があるもので
横紋筋融解症があります。
これはスクミと呼ばれている筋障害の一種です。
スクミひとつでも遺伝や運動によるものなど原因はさまざま考えられるようです。
もっともっと検査結果を理解し、
考察するところまでできるようになりたいと思います!
獣医助手としてまだまだ未熟ですが
一歩ずつ成長していけるように頑張ります。
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