
馬インフルエンザについて
こんにちは。
桜も散り、暖かくなると思いきや
まだまだ最低気温は一桁台で、よく分からない季節です。
体調崩さずにやっていきたいものです。
さて、今月に驚くようなニュースがありました。
令和7年4月8日、熊本県の重種馬飼養農場3戸において、
国内で17年ぶりとなる馬インフルエンザの発生が確認。
また北海道帯広市は25日、帯広競走馬で主催しているばんえい競馬の競走馬3頭に
馬インフルエンザが発生し
26〜28日のレースを中止すると発表されました。
馬インフルエンザは、強力な感染症と伝播力を持つウイルスによる急性発熱性呼吸器感染症です。
日本では1971年に大流行し、2007年にも中規模の流行がみられ、
競馬開催が中止されました。
症状としては、急な発熱(40℃前後)を伴う鼻漏や咳嗽などの呼吸器症状です。
潜伏期間は2〜3日とされています。
馬インフルエンザは飛沫感染により、急速に伝播するため、
馬の飼養衛生管理の徹底及び予防接種の遂行により発生予防に努めるとともに、
感染馬の早期発見・診断、隔離、移動の自粛等の感染拡大を防止することがとても重要です。
カワタでも、
インフルエンザの簡易検査キットを用意し、感染馬の早期発見・診断ができるように準備しています。
5月に入ると、3種混合ワクチンの全頭接種の時期になります。
今回の件があり、
これ以上の感染を防ぐため、より一層予防接種に力を入れていきたいと思います。
まだまだ寒い日々が続いていますが、
人間も動物たちもウイルスに負けずに頑張っていきたいところです。

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