馬の心拍数
こんにちは
みなさんはTPRというのをご存じでしょうか。
これは体温(Temperature)、心拍数(Pulse rate)、呼吸数(Respiration rate)
の頭をとった言葉で臨床的にかなり重要なバイタルサインです。
ヒトでは上記3つに加えて血圧もバイタルサインとされています。
馬の安静時の体温は37.5℃~38.5℃、心拍数は約35回/分、呼吸数は約10回/分といわれています。
なぜ安静時と特記したかというと競走馬では運動後に診察することもあり、
ほかにも私たち獣医が診察するために馬に近づいたり触ったりすることで緊張して心拍数があがってしまうこともあります。
また疼痛がある際、TRPが上昇することがあり、この場合には疼痛のレベルの客観的な指標となります。
例えば疝痛時に心拍数が60回/分以上であれば外科手術を要する一つの指標になるとされています。
話は少し変わりますが、馬の心拍数については、V200というものがあります。
V200とは心拍数が200回/分に達したときのスピードを意味し、
馬の持久力の指標とされています。
このV200の値の上昇は調教後に起こる最大酸素摂取量の上昇と相関していることが知られています。
そして馬の最大心拍数は210~230回/分といわれています。
ちなみにヒトの安静時の心拍数は60~80回/分、
最大心拍数は220マイナス年齢で算出できるそうです。
ランニングなどの有酸素運動の際は最大心拍数の70~80%くらいで運動することが最適とされています。
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最近、ジムに行き始めました。
トレッドミルで走っているのですが、
時速や心拍数を知りながら走ることができてかなり新鮮に感じています。
外の雰囲気を感じながら走るのとはまた別の楽しさがあります。
いつまで続くかはわかりませんが、、、。
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NM