第3中足骨骨折を様々な角度から
明けましておめでとうございます!!
2024年になり、私の初めての投稿となります。
今回は初心に返って、レントゲンの検査について考えていきましょう。
下の写真は左後肢球節のレントゲン画像です。
第3中足骨に骨折が見られます(黄色矢印)。
少し外側に角度を変えて見てみます。
骨折のラインがまだわかります。
少し内側から見てみましょう。
骨折のラインは少し見づらくなっていますね。
それでは横からの画像を見てみましょう。
はっきりした骨折ラインは見られません。
1つの部位に対してレントゲン撮影を実施する時に、何方向かの角度から撮ることで、2次元的画像から立体的に状態を把握することができます。
また、ほぼ同じ角度であっても、内外側に少しずらすだけで、骨折線が見られたり、見れなくなったりすることもあります。
まずは触診でどの部位に熱感や疼痛が見られるかを把握し、検査を実施することも重要です。
新年も始まったので、自分にも上記の内容を言い聞かせるように記載しました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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