馬を制御するために用いられるハミですがなんと何千年も前から存在していたとされており、人と馬との長い歴史において最大の発明と言われているそうです。

なぜハミが馬を制御出来るのかと言いますとそれは馬の歯の構造にあります。

人では切歯、犬歯、臼歯は隙間なく並んでいますが馬では切歯と臼歯との間（牡馬には犬歯がありますが）に歯槽間縁という歯の生えていない部分があります。

そこにハミが収まることで馬を制御することが出来るのです。

ハミの装着法です。

まずは無口をつけて引き手を繋ぎましょう。

次に馬が暴れないようにハミを持っていない方の手で頭を抑えます。

口角に指を入れることで馬が口を開きますのでハミを装着します。

口角にシワが１つできるくらいの程度で装着しましょう。

馬を引く時や治療時の保定の際に、その都度ハミの便利さを感じていたので最大の発明であるという言葉に思わず納得してしまいました。

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