蕁麻疹のあれこれ
最近、蕁麻疹の馬をちらほら見るので、今回は蕁麻疹について書いていきます。
蕁麻疹は原因の特定が難しいとされています。
原因として挙げられるのは、
ストレスや過度な調教に伴う疲労、薬剤の投薬、虫、アレルギー物質(敷き藁など)などで、多くのものがあります。
先日も診ている馬で蕁麻疹の子がいました。
体温は正常で、ボロの硬さも問題ありません。
治療法として、ステロイド剤の投薬により炎症を抑えたり、
抗ヒスタミン薬を使用して、アレルギー反応を抑える方法があります。
しかし、蕁麻疹の原因を、取り除かなければ再発のリスクがあるため、根本的な解決にはなりません。
先程挙げた原因全てを把握することは難しいですが、管理している方と話をして、飼料をかえたり、馬房を変えたり、と色々な試みをしていかなければなりません。
コミュニュケーションの重要性を再度認識する機会にもなりました。
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