円安の影響を受けて、

海外から輸入している薬の価格が軒並み上がって困っている発注担当のSです。。。

ところで、

11月末に 第35回日本ウマ科学学術集会が開催されました。

ここ2年程、コロナ禍でオンライン開催になっていましたが、今年は久しぶりに会場での開催となり、私も参加して来ました。

オンラインでのLIVE視聴もできたJRAの研究発表会を含めて、とても興味深い内容の発表を聞かせていただきました。

ただ残念なことに、
毎年1つのテーマについて開催される招聘講演とシンポジウムが、今年は急遽中止となってしまいました。


今年のテーマは、”ドーピング”でした。

既にアナウンスされている内容としては、
再来年2024年から本格的な運用が始まる予定、
それに先駆け来年2023年からモニタリング期間となるそうです。

禁止・規制薬の指定も大幅に増えます。

禁止薬物：238薬物を追加
規制薬物：148薬物を追加


公正確保と、馬・ジョッキーの安全のためにも、
国際基準に合わせた規則が設定されていくのは当然のことだと思います。

末端ながら、競走馬に携わる獣医師として、
しっかり認識して診療にあたって参りたいと思います。


尚、中止となってしまった学会の内容は、
後日オンライン配信があるということなので、
またブログでもお知らせできればと思います！

S