レントゲンからもわかる肢軸
北海道は朝夕が少し涼しくなってきました。
しかしまだ日中は暑いです。
日高ではまだまだレポジトリー撮影が続いています。
いろんな肢の馬たちのレントゲンを撮っていると
繋がゆるくて撮りにくいなぁ とか
関節面が抜きにくいなぁ とか あります。
そんな私が、最近気になっているのが、手根骨の配列の反りです。
レントゲンの読影をしていて、手根骨の配列が反っている馬がおり、
実馬をみて、(前)膝が反っていたり、そうでもなく見えたり…
最近教わったばかりなのですが、レントゲンの方がより正確なのだそうです。
左は手根骨の配列に反りがみられます。
実馬も少し凹膝でした。
馬をみて、おや?と思ったら、レントゲンをみてみる。
レントゲンをみていて、おや?と思ったら実馬をみる。
両方大事だなと思います。
さて、今年はハエが多いように思います。
黒い点々はハエです。
鎮静剤を使用していても、馬にとってハエの煩わしさは消えないようです。
ハエを気にした馬に蹴られちゃった左手は
きれいになってきましたよ。
そして、往診先の牧場で近くまできたエゾ鹿。
北海道日高の風景です。
UK