春の足跡
こんにちは
栗東もようやくあったかくなってきました。
メイちゃんは、生えてきた青草を食べるのに忙しい様子。
春は桜をはじめ、花がいっぱい咲いて気持ちが良いですね。
今回は春の足音ならぬ、足跡について書きたいと思います。
牧場に残されている足跡。
これは、牧場の馬のものです。よく見ていただくと楕円っぽい跡(右下)と丸っぽい跡(左中)があると思います。
馬の蹄は前後で形が多少違っており、前肢は丸っぽく、後肢は楕円っぽい形をしています。
次にこれ、これはおなじみの肉球の形がくっきり残ってます。
この足跡の主は
メッシか、と思ったのですが、大きさからどうやら違う様子。
おそらくタヌキのものだと思われます。
次にこれは?
この足跡の主は、
夜になるとやってくる鹿です。同じ草食動物でも鹿は偶蹄目に属しているため、馬とは違う足跡を残します。
今回は同じ偶蹄目のヤギで、足の裏をちょっと確認。見事なピースサインをしている足の裏は、ほぼ平らです。
対して馬はというと、犬や猫の肉球がある位置付近に「蹄叉」という、周りよりちょっと柔らかい角質があります。
蹄叉によって、馬が歩いたり、走ったりした時に生じる地面との衝撃を吸収しているそうです。
体重が400〜500kg以上もある競走馬が全力疾走すれば、蹄にかかる衝撃は大変なものだと思います。
動物の体は良くできているのですね。
YK