馬の瞳について その2
こんにちは。
今週はとても寒かったですが、お変わりはないでしょうか?
栗東も今朝はうっすら雪が積もっていました。
日の出を迎えてしばらくすると、雪は溶けちゃいましたが
なかなか雪を見ない地域から来た者からすれば、
12月に雪が積もること自体が衝撃的でした。 さぶっつ!!
さて、今回も馬の瞳について紹介させていただきます。
まず以前に、馬の瞳に暗いところで光を当てると網膜にある光を反射する領域があることを紹介させていただきました。
馬代表メイちゃん と 猫代表メッシ
反射する色は、動物の種類などでも違うようで、猫は黄色に、馬は青緑色に光るそうです。
そしてこれはメイちゃんの別の写真なのですが、上の写真と色調が変わっています。
どうやら、ライトが光を反射する領域から少しずれてしまった様子。
人間で言えは、赤目現象に近いのでしょうか。
次に、馬の瞳の断面についてです。下の図を見ていただくと、人間と違って眼球が前後に扁平な形になっていると思います。
出典:馬の解剖アトラス
そして、馬はピントを水晶体と言われるレンズの厚みを変えることが苦手なため、
眼球の形を利用して遠くの物や近くの物を見ているそうです。
具体的には、遠くの物を見るときは顎を引いて上目遣いにし、近くの物を見るときはその逆の行動をすると言われています。
なるほどそれであれば、草原で草を食べているときに、遠くを見渡しやすいですね。
そして今日のメッシは、
夜飼当番に来たスタッフの動きに文字通り「目を光らせて」いました。
YK