マイクロチップ
今年 動物愛護法の改正によって
犬と猫へのマイクロチップの装着が
義務付けられることが決まったそうですが、
競走馬においては
2007年以降の産駒にはマイクロチップ装着が義務付けられています。
競走馬は レースに出走したり、飼養場所が変わったり、
様々な場面で 個体確認が必要となるため、非常に有益なツールです。
場産地で血統登録の前に
左頸中央の頂靭帯またはその周辺に挿入されるそうです。
リーダーで マイクロチップの15桁の番号を認識し、
その番号を手帳 もしくはデータベースで確認することで、
個体の識別が可能となります。
例えば、
登録番号 392118010012345 の場合
392 :国番号
11 :動物番号(馬)
80 :販売会社コード
10012345:個体識別番号
となります。
同じ番号は存在しません。
診療時の番号確認、
こちらの厩務員さんはいつもお手伝いをしてくれるのですが、
場所を覚えているのか リーダーを1回かざすだけで必ず探し当てます!
ただ 稀に 皮下を通って 別の部位に移動しまうのか、
右頸部など少しズレた位置で確認されたり、
いくら探しても見つからなかったり、
行方不明になって 挿入し直したのか
複数のマイクロチップ番号が手帳に記載されているケースにも遭遇することもあります。
噂では「肢の方まで移動することもある」という話もありますが、果たして…?
大きい変なバッタがいると思ったら、キリギリスだと教えてもらいました。
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