桜の次は、ワクチンの季節
先週はきれいに咲いていた桜が、あっという間に散ってしまいました。
桜の季節が終わると、そろそろゴールデンウィークがやってきます。
今年は1日(月)と2日(火)を休めれば最大9連休だそうですが、
動物に関わる仕事をしている人には別世界のお話ですね・・・(汗)。
そしてゴールデンウィークの頃、5月は予防注射の季節です。
当院でも毎年たくさんの注射器を準備して往診先を回ります。
(※ 写真はこの冬、初めての予防注射を受けたメイちゃん)
この季節には以下の伝染病の「3種混合ワクチン」を接種することが多いです。
・馬インフルエンザ
・破傷風
・日本脳炎
なかでも馬インフルエンザと破傷風は「家畜伝染病予防法」という法律で
監視伝染病(届出伝染病)に指定されていますので、ポニーでもミニチュアホースでも
馬を飼養している方は特に注意して予防管理しなくてはなりません。
また以下の2つの伝染病については「蚊」が 病気を運ぶため、
蚊が多くなる前(5月)に「2種混合ワクチン」を接種することもあります。
・日本脳炎
・ゲタウイルス感染症
(※ この場合は同時に馬インフルエンザのワクチンも接種)
どのワクチンを使用するかは、その馬の飼養目的(乗用・競走馬・愛玩)や年齢、
地域などを考慮して決める必要がありますので、ぜひお早めにご相談ください。
ちなみにメッシ先生は猫用3種混合ワクチンです。
メッシ先生もそろそろワクチンしときましょうね。