休養牧場ライジングの乗馬「ドマーニ号」
今日は、休養牧場ライジングの乗馬「ドマーニ号」をご紹介しましょう。
・・・たぶん「やっと出番かよ!」と言っています(汗)。
ドマーニ号は2009年に中央競馬を引退し、ライジングの乗馬になりました。
通算成績は・・・。今ネットで調べたところ「12戦1勝」だったようです。
写真は乗馬後のお手入れ中、扇風機の風にあたって至福のドマちゃんです。
・・・気持ちよくて口元が緩んでしまいましたが、実はとてもかわいいお顔をしています。
ドマちゃんは牧場スタッフの騎乗練習のために飼養されている乗馬ですが、
彼のもうひとつのお仕事に「牧場の獣医さんのお手伝い」というのがあります。
上の画像は、エコーでみたドマちゃんの「十二指腸」です(矢印)。
こんなふうに健康なドマちゃんに付き合ってもらいながら、
「正常像」を確認したり、「新しい診断技術」を研究することもあります。
ドマちゃんの存在は、私たち獣医師にとって大変貴重で重要なものです。
もちろん馬に痛みや苦痛を与えない範囲の検査になりますが、
このような検査の最中に「喉頭片麻痺」が見つかったこともあるので、
実はドマちゃんの「健康診断」的な意味合いもあるように思います。
ふだんはスタッフたちの愛情(特にNさんの寵愛)を受けて、ノビノビ暮らしているドマちゃん。
メッシ先生ともども、またブログに登場するかもしれません。
今日のメッシ先生。みんな扇風機が大好きですね。