浅屈腱炎について
浅屈腱炎(通称エビ)は、競走馬の不治の病と言われて久しいですが、
その検査・治療方法やリハビリのプロトコールなど、
屈腱炎をとりまく獣医療は、着実に進歩してきています。
写真は、昨年当院で「幹細胞移植」をした症例の定期検査結果の1つで、
”エラストグラフィ検査” の画像になります。この検査では、腱の硬さを判別します。
リハビリを進める上で心配される「屈腱炎の再発」を、いち早く発見するために、
従来のエコー検査だけではわからない ”腱の微細な変化” を確認しています。